こんにちは!音キチ隆(@otkctakashi)です!
僕も患った事あります、指の腱鞘炎。
ヤバいですよね、楽器奏者で腱鞘炎て…
ただ指なだけ…ですが、楽器奏者だと失うものが大きいです。
でも、僕はある簡単な方法で改善する事が出来ました。
本記事では、その腱鞘炎を患った経緯、それから実際に治した時の事、そして現在予防対策として考えている事をまとめます。
※注:腱鞘炎の症状の具合によっては治療法が異なる、という情報もあるので、あくまで僕の場合には適応した治療法だった、という事は意識しておいて下さい。
もくじ
腱鞘炎を患った時の事。それはいきなりきた。
確か、11月上旬のちょっと寒い頃…
あるバンドリハの後の帰りの車の運転中、いきなり人差し指が一定のところから曲がらなくなったのです…
今でも覚えています、こう直角くらいまで曲げた感じのところで、指の内側に何かが当たるor引っかかる様な感じで曲がらなくなりました。
本当いきなりでしたね。
こりゃダメだと、整形外科に行く。がしかし…
翌日も改善せず、直角のところまでしか曲がりませんでした。
という事で、この時の僕としては定番の「整形外科」のある病院に行ってみました。
その整形外科での治療法は、湿布治療だった。
医師に診てもらったら、やはり腱鞘炎の疑いがあるとの事でした。
それで、そこで聞いた治療法は、
- なるべく動かさない事
- 湿布治療
でした。
その後も、週1回のペースでその病院に行き、診てもらっていました。
まぁ、行って診てもらうと言っても、ほんと「見てもらう」だけでしたね。
そして僕は日常も、その医師に言われた通りに、なるべく動かさず、そして欠かさず湿布を貼っていました。
一応、1ヶ月くらいで指が曲がる様にはなった、がしかし!
動かさない&湿布の治療法をしながら約1ヶ月経ちました。
すると…というか、日に日に感じてはいましたが、指が曲がる様になっていました。動かさないと言われても、指が曲がるかどうかはたまに確かめたりしていましたからね。
そして、その指が曲がる様になった時に、これで大丈夫かと、最後の診察のつもりで通っていた整形外科に行きました。
「良くなったんじゃないですか!」
と言われました。
もう僕は安心し、これでギターが弾けるぞ!
と嬉しい気持ちで家に帰りました。
がしかし!
この後に残酷な事が待っていました…
ギターを弾き始めて約15分。
また指が曲がらなくなってしまいました…
次、「官足法」を行っているところへ行く。
僕はこの指が曲がらなくなった直後に、ある知り合いの人が浮かびました。
それは、医師、ではなく整体師でした。
僕は運が良かったのか、整体師の知り合いがいたのです。
その整体師は、「官足法」と呼ばれている主に足つぼの整体をやられている方で、僕はその方に、
指が腱鞘炎になってしまった様なのです。
指に効く足つぼはないですか?
と聞きました。
そしたらその整体師は、
「指なら足つぼじゃなくて指だね」
と。
という事で、その整体師に診てもらいに行きました。
「このくらいなら自分で治せる」に驚愕!
僕の指を整体師に診てもらって、2、3分でしょうか…
「このくらいなら自分で治せる」
でした。
僕は驚愕、と共に感動したのを覚えてます。
涙出そうになったのも覚えていますし、今思い出しても泣けてきそうです。
その位、ギター演奏に関わる事って大きな事なのですよね。
※注:僕の程度の腱鞘炎なら自分で治せる範囲という感じで、酷い場合はちょっと難しい事を聞きました。
診てもらったのはその1回だけ。その後は自分で治療。
その時、診てもらったのは診てもらいましたが、診てもらうと言うよりは、その後自分でやる治療法を教わった感じです。
何とお得な診察でしょう…
素晴らしすぎる…
治療と言っても揉んで血流を良くするだけ!1週間ごとに改善を実感!
気になる治療方は、ほんと簡単。
痛く無い程度に、もしくは患部付近の痛みを感じない部分を揉んで、血流を良くするだけです。
もう10年以上も前の事なので記憶は曖昧なところはありますが、
- 指先の方から心臓の方に向けて血液を流してやる感じ。
- 何だか、血流が悪くなって老廃物?が溜まった血液を浮かせて流してやって、患部に常に正常な血液が流れる様に…
そんな感じのイメージです。
で、実際にそれを毎日というか暇があればいつもやっていました。
それで1週間ごとに僕の指は改善していき、1ヶ月ほどでギターが弾ける様になりましたね。
が、今ひとつ違和感は残っていたので、ギターが弾ける様になった後も根気良く、常に指は揉んでいました。
そして揉み続けて、半年くらいがたったあたりか夏を迎えた辺りで、違和感も感じなくなったのを覚えています。
それから今も僕がやっている腱鞘炎の予防法
僕が意識している腱鞘炎の予防法は、
- ギターを弾く前と後にはケアをする。
- 指のケアは、揉む事とストレッチ。
- 指が冷たいまま(血流が悪いまま)ギターを弾かない。
こんなところです。
ちょっとエピソード:
僕がその整体師のところに行った時に言われた事があります。
隆君も25歳過ぎたんでしょ!指はもう若く無いよ!
それにギターで使う指、全力疾走しているのと同じ位酷使しているんだからね!
全力疾走する時、準備もせずいきなり走ったらどうなる?
準備もアフターケアも大切だよ!
と。
「25歳の指、若く無い…」これは僕も納得です。
その理由に、小さな頃はあまり感じなかった寒さがそのくらいの歳になると感じるという事。つまり血流が悪くなっているからだと僕は思うからです。ましてや、指なんて子供の頃と比べると格段に冷えやすくなっているのを実感してるのもありますね。
それに、ギターを弾くって事。
これはほんと指を全身に例えたら全力疾走しているのと同じでしょう。
そんな酷使する指を何のケアもしなかったら、それは不具合も出てきますよね。
整体師の治療を受け僕が腱鞘炎になった理由に思い当たる事。
僕は当時の腱鞘炎になった理由に思い当たる事は、
- 25歳を過ぎて血流が悪くなり、
- 血流が悪くなったところで準備運動もせずギターを弾きまくり、
- その後のケアもしなかった事により老廃物だらけの血液が腱鞘付近の血管に溜まってしまっていて、その腱鞘が炎症を起こした。
こんなところでしょうね。
それの治療法として、揉んで血流を良くしてあげる事、だと言え、同時にそれが予防法にもなる、という事です。
まとめ。
- 僕には整形外科の湿布治療は合わなかった。
- 腱鞘炎の症状の具合にもよるけど、腱鞘炎は自分で治せるもの!
- 治療法としては、揉んで血流を良くして上げるだけ!
- 予防法としては、ストレッチ&揉んで血流を良くしてあげるだけ!
- 腱鞘炎の症状の具合によっては治療法が異なる場合もあるから、1度は必ず専門家にちゃんと診てもらう事!(ただ、予防の場合のストレッチ&揉む事はOKのはず)
最後にひと言。
僕がこの治療法&予防法に出会えてなかった事を思うとゾッとします。
今頃、ギターを弾いていられなかったかもしれません。
そしてもちろん、今回の僕の場合はたまたま湿布治療が合わなかっただけかもしれません。
でも、「指の腱鞘炎の治療=整形外科」の1つだけ、と思っているのは危険な事に思いますね。
自分で、合わない、と感じたらその時の担当医にちゃんと申し出て相談するか、他を見る目は持っておいた方が良いなと僕は思ってます。