こんにちは!音キチ隆です!
音楽を表現するのに重要な三大要素の「メロディー」「ハーモニー」「リズム」があります。
現代はそれだけじゃ足りないな、と思った事があるのでそれをまとめます。
もくじ
メロディ、ハーモニー、リズム、では足らない現代
僕が思う音楽に必要な要素は5つ!
- メロディー
- ハーモニー
- リズム
- テーマ←これ!
- 言葉←これ!
もちろん音楽の三大要素は外せないですが、それに僕は「テーマ」と「言葉」を僕は付け足したいです。
ここで言う「テーマ」とはクラシック等であるインヴェンションやフーガで使われるフレーズとしてのテーマ(主題)ではなく、その音楽で何を伝えたいのか、のテーマです。
例えば、作る音楽や演奏する音楽、その音楽で何をしたいのか、という事。
人を感動させたいのか、楽しませたいのか、笑わせたいのか、新たな感覚を持たせたいのか。
もしくは、聴かせるよりも自分で楽しむものなのか、自分の欲求を満たしたいものなのか。
これにはたくさんあると思います。
言ってしまえば、世にある曲の数だけこのテーマはあるはずで、メロディーとかを作る事と同様に「テーマを作る」事は重要な事です。
また、その曲が、歌ならば、歌詞(言葉)が「テーマ」を決める要素は大きいです。
もはやメロディーに乗せなくても言葉自体がテーマを持っています。
それなので、作曲家よりも作詞家の方が、よりテーマを意識しやすいな、と僕は思います。
つまり、三大要素を使ってテーマを表現する、という事。
結局のところ三大要素が根底にはある、けど…
結局のところ、音を使うので、音楽の三大要素は根底にあります。
けど、それらは曲が持つテーマを伝える為にあるものです。
以前僕が、ちょっと難しい7/8拍子の曲を聴いた時に思った事があります。
7/8拍子のこの曲、この曲は何を伝えたいんだろう。
でもまず、7/8拍子を伝えるだけ、じゃつまらないな。
もしそれだけじゃ、聴いている人に対しては「7/8拍子が出来る俺ってすごいだろう」しか伝わらなそうだから。
と。
まぁ、その時の僕の音楽レベルがそれなり、だったからそんな事しか思えなかったのかもしれませんが、聴く人にとっては音楽の三大要素よりも、その曲のテーマを聴きたい、知りたい、感じたいはずなのです。
「三大要素という理論」に偏り過ぎていないか…
僕が思うに、音楽の三大要素とは音楽の理論の1つに過ぎないと思うのです。
僕自身、音楽大学生程の勉強量は無いにしても、結構な時間を音楽理論を学ぶ事に費やしました。
そこで色々勉強して行く中で気付いた事があります。
- 「1つ知っている理論があると、それに偏りやすい」
と。
例えば、アコギで弾き語りをする人が主に利用する「コード」ってありますよね。
その「コード」だって理論の1つです。
どうでしょうか…。その「コード」を利用する事に偏っていないでしょうか。
言っておきますが、もちろんそれはダメな事では決してありません。
その「コード」という理論の1つを使った音楽で、たくさんの素晴らしい曲がありますので。
ただ、その素晴らしい曲の場合、「コード」という1つの理論は利用しているだけで、その曲が持つ「テーマ」がずば抜けている事が多いです。
つまり、音楽の三大要素、という1つの理論を表現する事だけ、に偏らない事を意識したいのです。
その音楽の「テーマ」を強く意識したい!
メロディー、ハーモニー、リズム、を使って「テーマ」をどう表現するか。
ここを強く意識したいです。
メロディーをハーモニーをリズムをどの様にしたら、表現したいテーマに近付けるのか…
そう考える、「テーマ」がどれほど重要な事か…、と僕は思うのです。
曲よりもテーマを作れ!
な、感じです。
もちろん、全くテーマを意識せずに音楽の三大要素だけを意識して作曲をしていたら、その曲が持つ「本来のテーマ」に出会う事もあるでしょう。
ただし、やはり「テーマ」が重要です。
音楽の三大要素と常に密接な関係である事を意識しておきたいです。
まとめ。
- 「音楽の三大要素」という考えは大きいけれど、1つの理論。それだけに偏らない事を意識したい。
- その曲で何を伝えたいか、何をしたいのか、の「テーマ」を強く意識したい。
- そして、その「テーマ」を表現する為に音楽の三大要素がある事を意識したい。
まとめるとこんなところでしょうか。
なぜその曲を作るのか、なぜその曲を演奏するのか…
これは作曲する時にも、演奏する曲目を選ぶ時にも意識したい事です。
最後にひと言。
テーマが重要…
うわー、音楽ってめんどくさい…
って思っても大丈夫です。
こんな事を全く気にせず気楽にやる、という粋なテーマもありますので。
うわー、めんどくさい!笑